ガイドブックには載っていない東京観光事情をご紹介しています

冷たい都会!?

 東京23区の環状線といえば、緑色のJR山手線(やまのてせん)。その真ん中を東西に横切るのは、鈍行である黄色の総武線(そうぶせん)と急行的な役割を持つ橙色の中央線(ちゅうおうせん)。

 山手線の輪からタンバリンの飾りのように、四方八方に何十本も外へと伸びているのがJR線と各私鉄。いっぽう輪の内側を走るのは、ほとんどが地下鉄です。なぜなら、地上には線路を通すだけの土地が無いから。(路面電車である都電荒川線は珍しい例外)

 春になると1200万人も住んでいる都内の人口はさらにどぱっと増え、各路線は物慣れない新入生や新入社員で、いつも以上にキツキツの過剰乗車率に! ある駅の手前で「次で降ります!」と奥から叫び続ける女性がいましたが、満員の車内で、誰1人として降りやすいように譲る人はいません。短い停車時間ではこの人たちを掻き分けては電車から出られないかも。都会はなんて冷たいんだ。と、今にも泣きそうな顔をしていましたが......。 実は次の駅というのが、代々木駅。 一日の乗降客数が16万人。全国チェーンの有名予備校のお膝元でもある、山手線の中でも超メジャーな乗換駅です。 階段前というポイントだったこともあり、駅に到着したとたん全員がいっせいに降りて車内はほぼ無人に。当の女性は取り残されて呆然としていました。  初夏になるとフレッシュマンたちも慣れてきて、人がたくさん降りる駅や、改札の位置なども頭に入り、しかも大学生たちは授業に真面目に出なくなってきます(笑)ので、満員電車もかなり楽になります。

 都会での新生活に不安を感じているあなたは、もうちょっとの辛抱ですよ。

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