ガイドブックには載っていない東京観光事情をご紹介しています

見渡す限りに本屋さん

 昭和の半ば、スズランの花型にランプを連ねた街灯が大流行し、北海道から沖縄まで、いま確認されているだけでも日本全国に30カ所以上の『すずらん通り』が誕生しました。あなたも御近所に心当たりがある名前では? 特に関東から北にかけて多い名前です。

 日本最大の書店街『神田神保町』で、靖国通りと平行している通りもその1つ。と言っても本屋のメインストリートは都営新宿線の『神保町駅』が最寄りです。
 JR神田駅からだと2駅ほど遠いのでお気を付け下さい。そちらの駅界隈は紳士服やスポーツ用品店などの専門店が中心で、がらっと雰囲気が違いますよ。(ある小説家は若い頃に神田で降りて「思ったより本屋が少ない......」と、気落ちしながら帰郷したそう)

 さて、神保町には200軒近い古書店と、20軒ほどの新刊書店がのきを連ね、集英社、小学館(地名から一ツ橋グループと言います)、岩波書店や毎日新聞社をはじめとする大小の出版社のほかにも、印刷所、写植屋に画材屋、和紙店などがひしめいています。まさしく『紙の街』なんです。

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